フリー外交官の田舎暮らし

”とっと”と申します。外国語とITの知識を活かしたお仕事中です。

サントリー:期間限定 プレミアムモルツ黒

こんにちは。

昨夜は台風5号が関東を通り過ぎ、今朝は静かな曇り空です。

アメリカ、オクラホマ州では4月~6月がハリケーンシーズンとなっていて避難勧告があるとみな、シェルターや地下に避難します。大げさに思うかもしれませんが、毎年ハリケーン、トルネードによる被害は尋常ではなく、日本で言う地震に対する災害意識に匹敵するのではないしょうか。

さて今回日本発の黒ビールです。大好きなメーカーのサントリーから、期間限定プレミアムな一缶です。

サントリー:期間限定 プレミアムモルツ

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プレモルは毎年、期間限定の黒ビールと、通常のプレモルと黒プレモルブレンドした赤い缶のプレモルを出しています(昨年はどういうわけか、赤いプレモルがなかったです)。

プレミアムモルツの香りやコクをそのまま黒ビールに持ってきたかのようなビールです。

カタログデータによると、Alc度数は5.5%、原材料は麦芽とホップのみ。

今年は4月24日に解禁されました。

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ギネスビールと違って、泡も黒を残したカラメル色です。

全体的に甘さを強く感じる一杯ですね。香りも一貫して最後まで感じられます。

プレモルの特徴である"香り高さ"の良い部分を黒ビールの甘さとコク、ほんのり滲み出る苦味によく合わせていると思います。個人的にも非常に好きなビールです。

これはできればこのまま黒ビールのみでゆっくりと味わいたいですね。付け合せで舌に残る味と香りを消したくないほど良い風味を感じます。香りの良いお酒に甘いコーヒーを垂らしたかのような、舌で味わうビールだと思います。

 

赤缶のプレモル

冒頭でお話しした、一昨年の冬まで出ていた赤い缶のプレモル:芳醇ブレンド(リンクは一昨年のサントリーです:https://www.suntory.co.jp/news/article/12754.html)

2016年まで出ていた期間限定ビールで、スタイルとしてはハーフ&ハーフに分類されるのかな?実際は50:50ではなくブレンドしたものですので違うのかもしれません。

このビール、甘みが好きな方にとってはすごくおすすめな一杯なのですが、残念ながら2017年の冬には販売されませんでした。こちらのビールも個人的に好きだったのでとても残念です。今冬には是非とも再販して欲しく思います。せめてギフトセットにでも入ってくれればなぁーと。

 

台風が去って夏本腰も目前。

がんばり過ぎて体調を崩さないように、日々を乗り切っていきましょう。

それでは。 

プレモル電動式サーバー

こんにちは。

最近寝苦しい日が続きますね。陽が照ってくると熱くて目が覚めてしまうので、睡眠は時間より質を求めた方が良いのかもしれません。

さて今回はプレモルの電動ミニサーバーをご紹介。

以前、神泡セットを紹介しましたが(http://tottosensei.hatenablog.jp/entry/2018/05/04/201352)、正直あんまりといった感じで家呑みにおすすめしません。

ですがこの電動式のミニサーバーはおすすめできます。

f:id:tottosensei:20180609172051j:plain私が使っているこのミニサーバーは、去年の初夏にあったプレモルシールのキャンペーン商品です。キャンペーンは毎年行われており、以前は本格的な置き型のサーバーだったのですが、現在は単四電池二本で動くこのミニサーバーにモデルチェンジされました。

 サーバーの他にも食材セットなどのプレゼントがあるのでプレモルのシールは集めて置きましょう。

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青と金のプレモルデザインですね。神泡セットと同じように缶ビールの口にセットして使用します。着脱レバーがあるので非常に楽です。

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実際に装着して使ってみましょう。

しっかりとプルタブを倒した缶ビールの口にサーバーを装着。

まずはボタンを押さずにグラスの7割程度まで、泡を立てずに注ぎます。

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★ポイントは、グラスを斜めにしてビールをグラス側面に当てながら注ぐ事です。

この注ぎ方は、ビールの泡を嫌う欧州でエールビールなどを注ぐ際に使われます。

泡にはビールの苦み成分と香りが集まりやすいため、苦味が得意ではない方はこのやり方を試してみてはいかがでしょうか。

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側面に沿って注ぎ、ほとんど泡が無く7割まで注ぎました。

ここからは金色のボタンを押して淵まで注ぎます。

ボタンを押すと注ぎ口が超音波振動を起しビール通ると撹拌されてとても微細な泡が発生します。この泡が仕組みでお店で飲むようなクリーミーなビールを造ります。

※注意点※ 使用するのは良く冷えたビールでなくてはなりません。

最低6時間以上冷蔵庫で冷やすことを推奨します。夏場であれば7時間は入れて置かないと上手く泡立たないと思います。

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かなり理想的な配分ではないでしょうか。泡:ビールが3:7の比率です。

飲む際にはグラス下部を持ち、泡ごとゴクりといただいてみてください。お店で飲むような美味しい泡が味わえると思います(正直、かなりお店のグラスビールに近いと思います)。

サーバーは単四電池二本で動き、しかも一年保証もついているので安心です。 

 この時期はビアフェスも多くみんなでわいわいビールを楽しむのも良いですが、エアコンの効いた部屋で映画を観ながら、大切な人との時間を愉しむのも良いものです。

それでは良きビアライフを。

イギリスのお土産:The Tea House

こんにちは。

書いている本日は、梅雨の真っ最中ですが快晴の良いお天気です。朝ジョギング日和でした。

以前、イギリス旅行の手引き(http://tottosensei.hatenablog.jp/entry/2018/05/16/173750)というタイトルで友人のイギリス旅行について書き、その友人からお土産をいただいたのでご紹介と共に、おいしい紅茶の淹れ方について書いてゆきます。

写真はブランチのロールケーキ(3人前)

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イギリスの紅茶文化

 紅茶はスリランカやインド原産ですが、イギリスが一大紅茶文化国として認知されています。産地よりも紅茶が隆盛した背景にはイギリスの国土環境や歴史的なタイミングか影響したと言えるでしょう。世界中から輸入品を集めていた大航海時代には、長い船旅がもたらす壊血病に船員たちは悩まされていました。しかしなぜかレモンティーを飲んでいたイギリス水夫たちは壊血病にならなかったので、彼らが常飲していた紅茶が注目された経緯があります(実際にはレモンに含まれるビタミンによる作用だったわけですが)。

 ちなみに、紅茶は英語でBlack Teaで、イギリスではミルクティーをWhite Teaを言います。

そしてこちらが今回の旅のおみやげです!ありがとうございます!

買ってきていただいたお店は、Covent Gardenにある老舗の茶葉店The Tea Houseです (イギリス旅行~3でもちょこっと紹介していました:http://tottosensei.hatenablog.jp/entry/2018/05/20/165823)。古い木造建築のお店に所せましと並ぶ茶葉は圧巻でした。

7年前にいったときはまだ白い紙製の包装で薬草のようだったのですが、現在は写真のようなとてもステキなデザインでお土産に最適だと思います。

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アールグレイの包装の後ろ部分、原材料のところにblack tea(紅茶)と書いてありますね。ちなみにアールグレイトワイニングが元祖と言われています。

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さっそくいただきたいと思います。今回は家族で一緒にいただいたので、大きめの陶器製ポッドを使いました。

写真は下準備でポッドとマグをお湯であたためています。

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温めたら茶葉を人数分(3人なので2g×3以上、今回はちょっと多目に飲みたかったので8gを使いました)陶器にいれ、お湯を茶葉に直接当てないように注ぎます。

蓋をして3分から5分蒸らしますが、今回は味の変化を愉しむために3分間蒸らします。

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蒸らしたあとは、3人のマグにまわしながら注ぎます。少し余るよう淹れたので、残りは後半に味の変化を楽しみましょう。

( 写真はすごく暗く映っていますが、本来は綺麗な紅茶色です)

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お茶菓子を添えていただきます。

食べ終わったら口直しに、ポッド余った濃いめの一杯を飲むとすっきりします。一杯目とは違った味わいにびっくりすると思います。

また、アールグレイは牛乳と相性が良いので、濃すぎるときに足すのはお湯ではなく牛乳をおすすめします。ベルガモットの香りの他に、渋みもアールグレイの特徴なので付け合せには甘いものが良いです。冒頭のロールケーキ三人前も、濃い目に淹れた一杯との相性が最高でした。お土産ありがとうございました!

もう一つのお土産ラベンダーティーは後日、フレンチプレス式で淹れたいと思います。

写真は分解して洗浄中のもの。

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アマゾンでもアールグレイの元祖、トワイニングの商品がいくつか購入できます。

定番のアールグレイトワイニング限定のレディグレイ、起床後におすすめなイングリッシュブレックファストのリンクを張っておきます。お気に召しましたなら、ぜひお試しください。

それでは良い週末を!

 

アサヒ:アサヒ生ビール

こんにちは。

先月の閲覧数が自己最高記録の二倍におよびました。いつも来て下さる皆様と、SNS上で話題に取り上げていただいたおかげです。ありがとうございました。

これからもみなさまの興味を引く書き物をしていければと思います。今宵もどうぞお付き合いください。

さて、今回は期間限定ビールのレビューです。アサヒビールの原形、大阪麦酒から続く100年越えの歴史ある一品。戦後の日本におけるピルスナー開発競争の火種とも言える商品なのではないでしょうか。

アサヒ:アサヒ生ビール

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非常にシンプルな名前ですね。元祖というか、大御所感があります。サッポロクラシック、キリンラガーと言った各メーカーの源流商品に近い、白いラベルデザインです。

カタログデータによると、度数は4.5%

原材料は麦芽、ホップ、米、コーン、スターチと表記されています。

こちらの商品は通常お店でしか飲めない一品で、期間限定で缶の商品を販売している形式です(エビス:ザ・ホップhttp://tottosensei.hatenablog.jp/entry/2018/05/25/195212に似ていますね)。

アサヒビールというとスーパードライのような強烈なキレ(すっきり感)が特徴ですが、この生ビールもかなりすっきりとした味わいです。

呑み始めは少し薄めに感じるほど軽く、やや甘い飲み口ですが、のど越しは麦の風味がちゃんと感じられ香ばしい後味をのどにもたらします。全体的に軽いのでごくごくと飲むタイプの、典型的なピルスナービールですね。暑いときに喉をならしながら飲めたら最高だと思います。

ただ、苦味は満足するのですが個人的にこのビールは少し軽すぎるかなと。

というよりも、おつまみや料理と合わせて味が完成するように思えます。

脂っこい料理や濃い料理のお供として、口の中をすっきりさせつつ愉しむの事がアサヒ生ビールを一番おいしくいただく方法ではないでしょうか。

また、爽快感が非常に強いのでお風呂上りや仕事上がりの一杯目にちょうど良いかと思います。

ピルスナーの魁(さきがけ)

 日本で”ビールの色は?”と道行く人に聞けばおそらく9割の方は黄色もしくは黄金色と答えるでしょう。それほどまでに黄金色のピルスナービールが日本人に根付いている証拠です。4大メーカーではこれまでピルスナー製造で切磋琢磨し、世界に誇る日本ピルスナーを造って来ました。

 しかし、その先駆者はアサヒビールであると思います。日本ビール市場で最も売れているのもアサヒ:スーパードライです(2016年のデータ)。そのアサヒビールの大元、大阪麦酒で造られたのがこのアサヒ生ビールで、100年の時間をかけて改良を続け今に至ります。強烈な爽快感のスーパードライ、黒ビールのクリアブラック、プレミアブランドの豊穣、最新のフレーバービア、グランマイルド。アサヒ生ビールがこれらの源流であるとも言えます。

 ビール好きな方はすでにお店でドラフトを飲んでいる事だと思いますが、ぜひ一度ご自宅でもアサヒ生ビールを召し上がっていただいてみてはいかがでしょうか。お風呂上りに、仕事帰りに。そして濃い晩餐のお供にでも。一日の疲れに染みこむようなすっきりとした一品です。

 

関東地方は梅雨に入りそうです。じめじめむしむしにも負けず、のんびりと乗りきりましょう。

それではよい晩餐を。

サントリー:海の向こうのビアレシピ 芳醇カシスのまろやかビール

こんにちは。

6月は新生活にも慣れてきて、いろいろと新しいことに挑戦してみる方も多いのではないでしょうか。

ビジネスも趣味も勉強も、何事であっても実行スピードがモノをいうと思います。

それでも、ビールとお酒くらいは自分のペースでゆっくりと味わいたいですね

 

今回ご紹介するのはサントリーのフレーバービアです。

サントリー:海の向こうのビアレシピ 芳醇カシスのまろやかビール

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前回はアサヒのフレーバービア、グランマイルド(http://tottosensei.hatenablog.jp/entry/2018/05/30/202723)をご紹介しました。アサヒは日本のピルスナーにフレーバーを足したようなコンセプトですが、サントリーは海外で盛んなフレーバービアに近づける方向性のようです。ともあれ夏に向けてぴったりな商品だと思います。

カタログデータによると、アルコール度数は5.5%、同社のプレモルと香るエールの中間くらいですね。

副原料にはもちろんカシス。サントリーのサイトによると3%使用とのこと。

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注いでみると、色合いがとても良いですね。ワイン色のビールです。こうした果汁による色を出せるのもフレーバービアならではだと思います。

 

飲んでみると、入りだけではなくしっかりとカシスを感じます。キリン:グランマイルドよりも果汁感がつよいですね。香りも強く、逆に麦風味が少し薄いです。後味にもしっかりカシスが残り、爽やかさで言えばすごく良くできたフレーバービアだと思います。

ただ、ビール感が少し薄いと感じました。どちらかというと私は麦をしっかりと味わえるキリン:グランマイルド派ですね。

こちらのフレーバービアは、普段ビアカクテルやカシオレなどを飲んでいる方には受けが良いと思います。ビールの香りや風味が苦手な方もこれならばおいしく飲めるのではないでしょうか。

 

相性の良い付け合わせは、以前紹介したエビス:ジョエル・ロブション(http://tottosensei.hatenablog.jp/entry/2018/05/12/220857)に合わせるような洋酒の付け合わせが良いと思います。もしくは、酸味がありすっきりとしているので食事に付け合わせてもよいでしょう。ソースを使った肉料理に合うと思います。食前酒のように飲んでも良いと思いますし、すっきりとしているのでテーブルワイン代わりにしても良いと思います。私は休日の食後、のんびりとしているときにいただきました。

前回のグランマイルドもですが、フレーバービアはピルスナー系統のビールではありつつも、ぐびぐびと一気に呑むスタイルではないですね。このフレーバービアもゆっくり味わう向けです。特にこのサントリーのカシスビアはカクテルやワインに近いと思います。

 

これから暑い季節がやってきます。そして全国各地でビールフェスが開催される時期です。ビール好きな方はぜひとも参加してみてはいかがでしょうか。

お気に召しましたら下記バナーよりアマゾンさんでご購入いただければ幸いです。

それでは良い金曜日を。

アサヒ:グランマイルド、酒税法とフレーバービア

こんにちは。

梅雨は雨なのに暑くじめじめしていて身体の不快感がましましになりがちですね。

そんなときは部屋でアイスとか、濃い珈琲とか、そして夜にはお酒を傾けたりして乗り切りたいものです。

 

今回は風変わりなビールをご紹介。

その前に、我が国の酒税法について少し。これが今回のポイントです。

 

2018年4月1日に施行された法改正により、ビールと発砲酒の定義が変更されました。

以前までのビールと定義される条件は下記の2つでした。

麦芽使用率が67%以上であること。

②副原料には麦、米、コーンのみを使用している事。 

この2つ該当しない麦飲料は発砲酒と定義されていました。

輸入ビールで言えば、BrewDogのChili Hammerは副原料にとうがらしが入っているため日本では発砲酒扱いとなっていました。

 

しかし、今年の4月1日からは規定が変更され以下の2点が変更されました

麦芽使用率が50%以上であること。

②副原料に果実、スパイス、香り付の材料を使ってもよい。

※2018年4月1日施行済み:酒税法等の改正、二 酒類の種類の改正、1ビールの定義の改正、(2)改正の内容、①ビールの副原料の範囲の拡大、項イ、ロ、ハより

 この改訂によって市場のなにが変わるのかというと、海外で盛んな麦以外の素材を使用したビールが日本でも作られるだろう、という事です。

 改定後のビールについては新定義ビールや第4のビールだとかの呼び名があるそうですが、

このブログではイメージの伝わり易さを重視して”フレーバービア”と呼び、以降通して行きたいと思います。

 そも発砲酒という言葉も日本語だけですし、お酒に関する名詞は海外基準で扱っていきたいと思います。

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回のビールのご紹介。

アサヒが造ったフレーバービアです。

アサヒ:グランマイルド

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 カタログデータによると、ピルスナーでは高い度数7%

 原材料にレモンピールが含まれているフレーバービアです。

 大手SNSなどによる宣伝では長くゆっくり楽しむオトナの飲み物、というキャッチコピーで紹介されていると思います。

 実際に飲んでみると、口触りにレモンピールの軽やかさが感じられます。チューハイやカクテルのようなさわやかさですね。しかし、中程ではしっかりとした麦味がありビールの満足感を味わえます。度数も7%あるはずなのですが、のど越しは以外とすっきりしていました。注意していないとガンガン飲んでしまいそうです。

 

"ゆっくりと楽しむ″というキャッチコピー

 通常のピルスナービールは鮮度が味に大きく影響し、空気に触れる時間経過と共に味の劣化が起こります。それを防ぐため、泡を二層に被せる注ぎ方が理想的とされており、三度注ぎで注いだビールも細かい泡と荒い泡の二層になっているのです。

 しかし、それでも注いだ瞬間から空気に触れているため味の変化は起こります。具体的に言うと風味と口当たりが格段に落ちます(缶ビール二本を時間差で飲み比べるとすぐわかると思います)。

 それではキャッチコピーに反してるのでは?と思いきやそうではありません。

副原料に使用されているレモンピールが口当たりの劣化を感じるのを防ぎ、長時間さわやかな風味をキープさせているためです。

 

 これはフレーバービアにしかできない事だと思います。日本は以前からピルスナー造りに優れた技術を持っていましたが、それ以外の分野ではほとんど開発が進んでいませんでした。

 最近のクラフトビールブームに乗ってIPAやエールビール研究が進み始めたばかりです。しかしながら、日本のクラフトビールで欧州市場に通用しているのは、茨城のネストビールをはじめ片手で数えられるほどしかありません

 一方で大手メーカーのピルスナーは海外から一定の評価を受けており、今回の法改正で生まれた、日本のピルスナーフレーバーの好相性が国際的に認知されるのも遠くはないと思います。

 

 私は映画を観ながらグランマイルドを飲みましたが終始味の劣化を感じなかったですね。

おつまみにプレッツェル:ブラックペッパーを食べていましたが、濃い味のつまみと一緒でもレモンの風味はしっかりと感じられます。かなり気に入ったのでリピートしています。

 

 5月も暮れ天気も気難しい日が続きます。梅雨のじめじめに負けず、6月を乗り切りましょう!

 それでは。

〈2018.05.31追記〉弊ブログでもAmazonアソシエイトを始めました。ご購入される際には下記リンクから飛んでいただけると幸いです。よろしくお願いします。

キリン:発泡酒 本麒麟

こんにちは。

5月も暮れ。新しい環境にも慣れた頃でしょうか。私もようやく都内のアパート生活に慣れてきました。

このブログは筆者である私の嗜好が反映されているので黒ビールやサントリー、エビスの記事が多いです。

なので今回は少し毛色の異なるお酒のお話し。

ビール風飲料 発砲酒

「低価格だがなんかビールとは違う、美味しくない」

そんなイメージが発砲酒にはついていると思います。確かに数年前の発砲酒は薬の風味がしたり薄味だったりする商品が多くありました。

しかし、日本の各メーカーも日々研究をつづけ、最新の発砲酒はほとんどビールに近づいています。

今回ご紹介するのは、キリンが販売する最新の発泡酒です。

キリン:発砲酒 本麒麟

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紅いパッケージが目を惹きますね。江口洋介さんを起用したCMが放送中だと思います。

カタログデータによると、度数は6%、ビールの素材以外の材料は糖類と大麦スピリッツ。

原材料的には普通の発砲酒ですね。度数はアサヒから出ているプライムリッチと同じ6%と、発砲酒の中では高いです。

飲んだ感想は、飲み口と口で味わう部分に関して言えばほとんどビールと変わりないと思います。正直な所、酔いが入っているときに目隠しをして飲んでしまうとビールか本麒麟か当てられる自身がないですね。

とは言いつつも、後味とのど越しはビールとの違いを感じます。なんとな~く薬っぽさ、リキュールの風味が残ってしまいますね。

総合的にみて、値段:味で言えば大満足です。ビールより低価格でこれほどにビールっぽさが味わえるのはすごいことなのかなと思います。

以前の発砲酒が薄くてだめだった、ビールの味がしない、と言う方にこそおすすめします。

私は塩気の効いたスナックと合わせていただきましたが、相性も良かったです。発砲酒独特の風味とさっぱりさを活かすなら脂っこい料理と合わせるのも良いかもしれませんね。皮焼き鳥とか揚げ物の付け合せが良いのではないでしょうか。

 

関東はまもなく梅雨に入ります。雨の日は自宅でゆっくりと映画でも見ながら過ごのが私は好きです。熱い珈琲と一緒に読書をするのもいいですね(なにが言いたいかというとすごくインドア派、ということなのですが)

それでは週末のお休みに向けて、今週もがんばってきましょう。

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