フリー外交官の田舎暮らし

”とっと”と申します。外国語とITの知識を活かしたお仕事中です。

テラス(外)で食べる食事:アメリカ生活

こんにちは。忙しさにかまけて気を抜いていたら前回から4日も経ってしまいました(言分け)。

ここ最近の日本では、急激に気温が下がったり一日中雨だったりする日が多いので今回はカラっと晴れたフィラデルフィアの写真から始めてみます。

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テラスごはんの文化

写真はお仕事で行ったフィラデルフィアの街の一角で、散策中に立ち寄ったアウトドアレストランでの一枚。都会と自然、古い建物が入り混じった素敵な場所でした。

アメリカを始め、イギリス、ヨーロッパの各地ではこういったテラス(屋外)を飲食スペースに使っています。路地に伸びた喫茶店やパリの地下街など、うまく密集地で切り盛りする工夫がされていますね。飲食ではないですが、ロンドン地下鉄"Tube"も場所を利用した素晴らしい設備だと思います。

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私が暮らしていたアメリカの都市では、こういった外で食事を取る機会が結構あり、休日など人の集まるときは表で集まって食事をしていました。写真はお世話になった教会の牧師さんの家の庭で、ランチパーティーの準備中に取った一枚。素敵なお庭です。(映る全てが個人宅ではなくて木の内側あたりまでです)。

集まる目的は懇親、親睦などいろいろだと思いますが、外で食べる一番の目的はそれが一つのレジャーになっているからだと思います。

私は体験したことないのですが、アメリカ式バーベキューは手作りメニューが多くてソースですら手作りらしく、作る過程もの1つの趣味なのかなーと思います。

外でごはんと言うと日本ではピクニックなどのアウトドアをイメージされる方も多いと思いますが、ぜひ海外に訪れる方は表で食べる食事を体験欲しいと思います。きっと素敵な時間を過せると思います。

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ロンドンのマーケット内にあるレストランです。ロンドンは短い雨が頻繁に降るため、ガラス屋根の工夫がされています。ちなみにこれはパリのパサージュも同様です。外か中か微妙ですが、こちらもランチタイムを素敵に演出してくれます。なにより都会の中の解放感が良いですね。

外で食べる文化には、フードトラックという移動販売車もあります。日本ではケバブやクレープが多いですが、アメリカは非常に多種多様な食べ物を販売しています。なかにはお寿司もどきですらも。。。

フードトラックオレゴン州ポートランドの名物になっているので訪れる方は是非にはおすすめします。おすすめはステーキサンドかエジプト料理です。

基本的に、店外にスペースを持っている所は気候も乾燥しているため過ごしやすいです。私が住んでいたオクラホマ州も気温差はあれど全体的に非常にカラっとしているため不快さはなかったですね。

これから海外へ行く方は、なにか質問等がありましたら分かる範囲でお答えします。今回はアメリカの食文化、外で食べる文化について質問があったため記事形式でご紹介しました。

参考になれば幸いです。それでは。

Mazama Brewing(マザマブルーイング) : Mosaic Eruption(モザイク・エラプション)

こんにちは。

台風前後の気温差に身体がおっかなびっくりしている筆者です。

パソコン仕事がほとんどですのであまり関係なさそうですが、就寝時やちょっとした外出時の服装に困っていて、肌寒いときはシャツの上から冬用もこもこパーカーを羽織って外出しています。

気温が極寒でも室内はエアコンがガンガン聞いているアメリカ風な服のスタイルですね。

 

さてさて今回はそんなアメリカはオレゴン州にあるブルワリーからの一杯。

Mazama Brewing:Mosaic Eruption

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Mazama Brewing(サイトURL:http://mazamabrewing.com/)オレゴン州にあるブルワリーで、同州はマイクロブルワリーが多く国内でも多く所在しており米クラフトビールの聖地的な場所です。

今回ご紹介する一缶はMosaic Eruption、IPAに分類されるビールです。Alc度数は6%。

名前の由来ですが、使用されているホップの名前がモザイクホップであることに由来しています。

IPAは香りを楽しむためにチューリップ型のグラスに注ぎますが、注いだ際にもトロピカルな香りが鼻腔をくすぐり良い気分にしてくれます。ここまで香り高いのはびっくりしました。

呑んでみると、口に入れ始めはトロピカルフレーバーが口の中で弾けます(かなり南国感が強いです)。

中~後半には大量のホップがもたらす刺激的な苦味がガツン、と暴れまわる感じがたまりません。そのため甘さがしつこく感じることは無く、すっきりとした飲み終わりです。

強烈な南国風味から入り、どっしりとした苦味で喉を通す、非常に満足感のあるビールだと思います。私は苦~い味が大好きなので最高に満足です。

ヨガ+ビール?

先ほどリンクを張ったMazama Brewingのサイト内に面白いものを見つけました。

Yoga+Beer(http://mazamabrewing.com/yogabeer)

何やら夏期間に月イチで行われるイベントで、アルコールをヨガでデトックスとリトックス(再接種)するイベントとの事。とても興味をかきたてられます。自分がオレゴンに住んでいたとき行きたかった・・・

参加費にはインストラクター指導とを終わった後のビール一杯が付いてくるそうで。なんともステキなプログラムですね。

オレゴンは自然が豊かなので、大自然のなかのレクリエーションは本当に素晴らしいものがあります。

どれくれい自然豊かと言うと、オレゴンの下宿先の朝はこんな感じです。

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それでは。

 

 

 

 

サントリー:期間限定 プレミアムモルツ黒

こんにちは。

昨夜は台風5号が関東を通り過ぎ、今朝は静かな曇り空です。

アメリカ、オクラホマ州では4月~6月がハリケーンシーズンとなっていて避難勧告があるとみな、シェルターや地下に避難します。大げさに思うかもしれませんが、毎年ハリケーン、トルネードによる被害は尋常ではなく、日本で言う地震に対する災害意識に匹敵するのではないしょうか。

さて今回日本発の黒ビールです。大好きなメーカーのサントリーから、期間限定プレミアムな一缶です。

サントリー:期間限定 プレミアムモルツ

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プレモルは毎年、期間限定の黒ビールと、通常のプレモルと黒プレモルブレンドした赤い缶のプレモルを出しています(昨年はどういうわけか、赤いプレモルがなかったです)。

プレミアムモルツの香りやコクをそのまま黒ビールに持ってきたかのようなビールです。

カタログデータによると、Alc度数は5.5%、原材料は麦芽とホップのみ。

今年は4月24日に解禁されました。

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ギネスビールと違って、泡も黒を残したカラメル色です。

全体的に甘さを強く感じる一杯ですね。香りも一貫して最後まで感じられます。

プレモルの特徴である"香り高さ"の良い部分を黒ビールの甘さとコク、ほんのり滲み出る苦味によく合わせていると思います。個人的にも非常に好きなビールです。

これはできればこのまま黒ビールのみでゆっくりと味わいたいですね。付け合せで舌に残る味と香りを消したくないほど良い風味を感じます。香りの良いお酒に甘いコーヒーを垂らしたかのような、舌で味わうビールだと思います。

 

赤缶のプレモル

冒頭でお話しした、一昨年の冬まで出ていた赤い缶のプレモル:芳醇ブレンド(リンクは一昨年のサントリーです:https://www.suntory.co.jp/news/article/12754.html)

2016年まで出ていた期間限定ビールで、スタイルとしてはハーフ&ハーフに分類されるのかな?実際は50:50ではなくブレンドしたものですので違うのかもしれません。

このビール、甘みが好きな方にとってはすごくおすすめな一杯なのですが、残念ながら2017年の冬には販売されませんでした。こちらのビールも個人的に好きだったのでとても残念です。今冬には是非とも再販して欲しく思います。せめてギフトセットにでも入ってくれればなぁーと。

 

台風が去って夏本腰も目前。

がんばり過ぎて体調を崩さないように、日々を乗り切っていきましょう。

それでは。 

プレモル電動式サーバー

こんにちは。

最近寝苦しい日が続きますね。陽が照ってくると熱くて目が覚めてしまうので、睡眠は時間より質を求めた方が良いのかもしれません。

さて今回はプレモルの電動ミニサーバーをご紹介。

以前、神泡セットを紹介しましたが(http://tottosensei.hatenablog.jp/entry/2018/05/04/201352)、正直あんまりといった感じで家呑みにおすすめしません。

ですがこの電動式のミニサーバーはおすすめできます。

f:id:tottosensei:20180609172051j:plain私が使っているこのミニサーバーは、去年の初夏にあったプレモルシールのキャンペーン商品です。キャンペーンは毎年行われており、以前は本格的な置き型のサーバーだったのですが、現在は単四電池二本で動くこのミニサーバーにモデルチェンジされました。

 サーバーの他にも食材セットなどのプレゼントがあるのでプレモルのシールは集めて置きましょう。

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青と金のプレモルデザインですね。神泡セットと同じように缶ビールの口にセットして使用します。着脱レバーがあるので非常に楽です。

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実際に装着して使ってみましょう。

しっかりとプルタブを倒した缶ビールの口にサーバーを装着。

まずはボタンを押さずにグラスの7割程度まで、泡を立てずに注ぎます。

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★ポイントは、グラスを斜めにしてビールをグラス側面に当てながら注ぐ事です。

この注ぎ方は、ビールの泡を嫌う欧州でエールビールなどを注ぐ際に使われます。

泡にはビールの苦み成分と香りが集まりやすいため、苦味が得意ではない方はこのやり方を試してみてはいかがでしょうか。

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側面に沿って注ぎ、ほとんど泡が無く7割まで注ぎました。

ここからは金色のボタンを押して淵まで注ぎます。

ボタンを押すと注ぎ口が超音波振動を起しビール通ると撹拌されてとても微細な泡が発生します。この泡が仕組みでお店で飲むようなクリーミーなビールを造ります。

※注意点※ 使用するのは良く冷えたビールでなくてはなりません。

最低6時間以上冷蔵庫で冷やすことを推奨します。夏場であれば7時間は入れて置かないと上手く泡立たないと思います。

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かなり理想的な配分ではないでしょうか。泡:ビールが3:7の比率です。

飲む際にはグラス下部を持ち、泡ごとゴクりといただいてみてください。お店で飲むような美味しい泡が味わえると思います(正直、かなりお店のグラスビールに近いと思います)。

サーバーは単四電池二本で動き、しかも一年保証もついているので安心です。 

 この時期はビアフェスも多くみんなでわいわいビールを楽しむのも良いですが、エアコンの効いた部屋で映画を観ながら、大切な人との時間を愉しむのも良いものです。

それでは良きビアライフを。

イギリスのお土産:The Tea House

こんにちは。

書いている本日は、梅雨の真っ最中ですが快晴の良いお天気です。朝ジョギング日和でした。

以前、イギリス旅行の手引き(http://tottosensei.hatenablog.jp/entry/2018/05/16/173750)というタイトルで友人のイギリス旅行について書き、その友人からお土産をいただいたのでご紹介と共に、おいしい紅茶の淹れ方について書いてゆきます。

写真はブランチのロールケーキ(3人前)

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イギリスの紅茶文化

 紅茶はスリランカやインド原産ですが、イギリスが一大紅茶文化国として認知されています。産地よりも紅茶が隆盛した背景にはイギリスの国土環境や歴史的なタイミングか影響したと言えるでしょう。世界中から輸入品を集めていた大航海時代には、長い船旅がもたらす壊血病に船員たちは悩まされていました。しかしなぜかレモンティーを飲んでいたイギリス水夫たちは壊血病にならなかったので、彼らが常飲していた紅茶が注目された経緯があります(実際にはレモンに含まれるビタミンによる作用だったわけですが)。

 ちなみに、紅茶は英語でBlack Teaで、イギリスではミルクティーをWhite Teaを言います。

そしてこちらが今回の旅のおみやげです!ありがとうございます!

買ってきていただいたお店は、Covent Gardenにある老舗の茶葉店The Tea Houseです (イギリス旅行~3でもちょこっと紹介していました:http://tottosensei.hatenablog.jp/entry/2018/05/20/165823)。古い木造建築のお店に所せましと並ぶ茶葉は圧巻でした。

7年前にいったときはまだ白い紙製の包装で薬草のようだったのですが、現在は写真のようなとてもステキなデザインでお土産に最適だと思います。

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アールグレイの包装の後ろ部分、原材料のところにblack tea(紅茶)と書いてありますね。ちなみにアールグレイトワイニングが元祖と言われています。

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さっそくいただきたいと思います。今回は家族で一緒にいただいたので、大きめの陶器製ポッドを使いました。

写真は下準備でポッドとマグをお湯であたためています。

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温めたら茶葉を人数分(3人なので2g×3以上、今回はちょっと多目に飲みたかったので8gを使いました)陶器にいれ、お湯を茶葉に直接当てないように注ぎます。

蓋をして3分から5分蒸らしますが、今回は味の変化を愉しむために3分間蒸らします。

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蒸らしたあとは、3人のマグにまわしながら注ぎます。少し余るよう淹れたので、残りは後半に味の変化を楽しみましょう。

( 写真はすごく暗く映っていますが、本来は綺麗な紅茶色です)

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お茶菓子を添えていただきます。

食べ終わったら口直しに、ポッド余った濃いめの一杯を飲むとすっきりします。一杯目とは違った味わいにびっくりすると思います。

また、アールグレイは牛乳と相性が良いので、濃すぎるときに足すのはお湯ではなく牛乳をおすすめします。ベルガモットの香りの他に、渋みもアールグレイの特徴なので付け合せには甘いものが良いです。冒頭のロールケーキ三人前も、濃い目に淹れた一杯との相性が最高でした。お土産ありがとうございました!

もう一つのお土産ラベンダーティーは後日、フレンチプレス式で淹れたいと思います。

写真は分解して洗浄中のもの。

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アマゾンでもアールグレイの元祖、トワイニングの商品がいくつか購入できます。

定番のアールグレイトワイニング限定のレディグレイ、起床後におすすめなイングリッシュブレックファストのリンクを張っておきます。お気に召しましたなら、ぜひお試しください。

それでは良い週末を!

 

アサヒ:アサヒ生ビール

こんにちは。

先月の閲覧数が自己最高記録の二倍におよびました。いつも来て下さる皆様と、SNS上で話題に取り上げていただいたおかげです。ありがとうございました。

これからもみなさまの興味を引く書き物をしていければと思います。今宵もどうぞお付き合いください。

さて、今回は期間限定ビールのレビューです。アサヒビールの原形、大阪麦酒から続く100年越えの歴史ある一品。戦後の日本におけるピルスナー開発競争の火種とも言える商品なのではないでしょうか。

アサヒ:アサヒ生ビール

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非常にシンプルな名前ですね。元祖というか、大御所感があります。サッポロクラシック、キリンラガーと言った各メーカーの源流商品に近い、白いラベルデザインです。

カタログデータによると、度数は4.5%

原材料は麦芽、ホップ、米、コーン、スターチと表記されています。

こちらの商品は通常お店でしか飲めない一品で、期間限定で缶の商品を販売している形式です(エビス:ザ・ホップhttp://tottosensei.hatenablog.jp/entry/2018/05/25/195212に似ていますね)。

アサヒビールというとスーパードライのような強烈なキレ(すっきり感)が特徴ですが、この生ビールもかなりすっきりとした味わいです。

呑み始めは少し薄めに感じるほど軽く、やや甘い飲み口ですが、のど越しは麦の風味がちゃんと感じられ香ばしい後味をのどにもたらします。全体的に軽いのでごくごくと飲むタイプの、典型的なピルスナービールですね。暑いときに喉をならしながら飲めたら最高だと思います。

ただ、苦味は満足するのですが個人的にこのビールは少し軽すぎるかなと。

というよりも、おつまみや料理と合わせて味が完成するように思えます。

脂っこい料理や濃い料理のお供として、口の中をすっきりさせつつ愉しむの事がアサヒ生ビールを一番おいしくいただく方法ではないでしょうか。

また、爽快感が非常に強いのでお風呂上りや仕事上がりの一杯目にちょうど良いかと思います。

ピルスナーの魁(さきがけ)

 日本で”ビールの色は?”と道行く人に聞けばおそらく9割の方は黄色もしくは黄金色と答えるでしょう。それほどまでに黄金色のピルスナービールが日本人に根付いている証拠です。4大メーカーではこれまでピルスナー製造で切磋琢磨し、世界に誇る日本ピルスナーを造って来ました。

 しかし、その先駆者はアサヒビールであると思います。日本ビール市場で最も売れているのもアサヒ:スーパードライです(2016年のデータ)。そのアサヒビールの大元、大阪麦酒で造られたのがこのアサヒ生ビールで、100年の時間をかけて改良を続け今に至ります。強烈な爽快感のスーパードライ、黒ビールのクリアブラック、プレミアブランドの豊穣、最新のフレーバービア、グランマイルド。アサヒ生ビールがこれらの源流であるとも言えます。

 ビール好きな方はすでにお店でドラフトを飲んでいる事だと思いますが、ぜひ一度ご自宅でもアサヒ生ビールを召し上がっていただいてみてはいかがでしょうか。お風呂上りに、仕事帰りに。そして濃い晩餐のお供にでも。一日の疲れに染みこむようなすっきりとした一品です。

 

関東地方は梅雨に入りそうです。じめじめむしむしにも負けず、のんびりと乗りきりましょう。

それではよい晩餐を。

サントリー:海の向こうのビアレシピ 芳醇カシスのまろやかビール

こんにちは。

6月は新生活にも慣れてきて、いろいろと新しいことに挑戦してみる方も多いのではないでしょうか。

ビジネスも趣味も勉強も、何事であっても実行スピードがモノをいうと思います。

それでも、ビールとお酒くらいは自分のペースでゆっくりと味わいたいですね

 

今回ご紹介するのはサントリーのフレーバービアです。

サントリー:海の向こうのビアレシピ 芳醇カシスのまろやかビール

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前回はアサヒのフレーバービア、グランマイルド(http://tottosensei.hatenablog.jp/entry/2018/05/30/202723)をご紹介しました。アサヒは日本のピルスナーにフレーバーを足したようなコンセプトですが、サントリーは海外で盛んなフレーバービアに近づける方向性のようです。ともあれ夏に向けてぴったりな商品だと思います。

カタログデータによると、アルコール度数は5.5%、同社のプレモルと香るエールの中間くらいですね。

副原料にはもちろんカシス。サントリーのサイトによると3%使用とのこと。

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注いでみると、色合いがとても良いですね。ワイン色のビールです。こうした果汁による色を出せるのもフレーバービアならではだと思います。

 

飲んでみると、入りだけではなくしっかりとカシスを感じます。キリン:グランマイルドよりも果汁感がつよいですね。香りも強く、逆に麦風味が少し薄いです。後味にもしっかりカシスが残り、爽やかさで言えばすごく良くできたフレーバービアだと思います。

ただ、ビール感が少し薄いと感じました。どちらかというと私は麦をしっかりと味わえるキリン:グランマイルド派ですね。

こちらのフレーバービアは、普段ビアカクテルやカシオレなどを飲んでいる方には受けが良いと思います。ビールの香りや風味が苦手な方もこれならばおいしく飲めるのではないでしょうか。

 

相性の良い付け合わせは、以前紹介したエビス:ジョエル・ロブション(http://tottosensei.hatenablog.jp/entry/2018/05/12/220857)に合わせるような洋酒の付け合わせが良いと思います。もしくは、酸味がありすっきりとしているので食事に付け合わせてもよいでしょう。ソースを使った肉料理に合うと思います。食前酒のように飲んでも良いと思いますし、すっきりとしているのでテーブルワイン代わりにしても良いと思います。私は休日の食後、のんびりとしているときにいただきました。

前回のグランマイルドもですが、フレーバービアはピルスナー系統のビールではありつつも、ぐびぐびと一気に呑むスタイルではないですね。このフレーバービアもゆっくり味わう向けです。特にこのサントリーのカシスビアはカクテルやワインに近いと思います。

 

これから暑い季節がやってきます。そして全国各地でビールフェスが開催される時期です。ビール好きな方はぜひとも参加してみてはいかがでしょうか。

お気に召しましたら下記バナーよりアマゾンさんでご購入いただければ幸いです。

それでは良い金曜日を。