フリー外交官の田舎暮らし

”とっと”と申します。外国語とITの知識を活かしたお仕事中です。

ビールを愉しむ in 恵比寿

出張故に数日空いてしまいました。

さて、以前よりたびたび告知のようなものをしていたビールの記事をようやく始めます。今回は私のお気に入りビールスポットをご紹介します。デートにも、友達とでも、また一人でも楽しめる場所です。

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写真はエビスビール記念館。日本でのビールにまつわる歴史を学ぶにはとても良い場所で、平日であってもビール好きが全国から集まります。もちろん私もその一人。

休館日を除く毎日行っている館内ツアーは、大人1名500円でエビス樽生ビール二杯付きという非常にコスパが高いもの。私も恵比寿近辺に要があるときは必ず立ち寄っています。ツアー内容は日本のビールの遍歴や諸外国からどう思われていたかなど、当時の文化的な記録と共にエビスビールの今昔をたどって行きます。

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スクリーンに映し出されているのは、最初のエビスビール工場と初期のビール瓶。

当時としては極めてはめずらしい、ドイツから輸入した製造機器を用いた本格的な西洋ビールの工場として始動していたそうです。またこの初期のビール瓶に貼られているラベルの恵比寿様は、現在のよりもにんまりとしたものでデザインの移り変わりを感じます。

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この写真はパリ万博での一コマ。日本のビールとして初めて出品し見事金賞を受賞。

当時はヨーロッパに物を送る際には赤道を二回超える必要がありました。ビールは鮮度が命ですので、高温の赤道地帯を抜けたエビスビールが金賞を受賞したことがどれほどすごい事であるか伺えます。

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こちらはその時の焼き印が押された木箱。

当時から日本のビールが世界的に評価されていたかと思うと感慨深いです。

20分ほどで歴史ツアーは終わり、次はお待ちかねの実飲コーナーへ。

樽生の内一杯はスタンダードな金色のエビスビール。もう一杯はダイヤモンド麦芽を使用した琥珀エビス。

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特設バーでいただきました。

たこのエビス記念館ではダイニングスペースがあり、400円=ワンエビスコインで注文できます。私のおすすめは黒ビールのエビスクリーミートップです。黒ビールの中でも最高級に美味しい一杯なのでぜひご賞味あれ。とくに女性におすすめです。

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ところで、私はビールのなかでもとりわけ黒ビールが大好きで、ギネスであれば一晩で4パイントいただいたことがあるほど愛飲しています。最近は日本のメーカーさんでもキリンのドライブラック、サントリーの黒プレモル、サッポロの黒エビスなど商品展開をしていますが、やはり今のところ樽生でない限り外国のものに今一歩といった印象を受けます。

もちろん、写真のエビスクリーミートップは樽生でいただくため、味は本場ヨーロッパの黒ビールと比較しても美味しいと胸をはって言える一杯なのでご安心を。

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飲んでもクリーミーな泡が長持ちしています。最後まで美味しく飲めるエビス至高の一杯です。

次回は美味しい黒ビールを紹介できればと思います。それでは。