イギリス旅行の手引き2:鉄道の旅 バーミンガムからロンドンへ
こんにちは。
前回はヒースロー空港ターミナル2から、高速バスCoachを使いバーミンガムへと移動しました。
今回は友人のイギリス滞在最終日ということで、空港があるロンドンへと向かいます。
交通手段は鉄道を使います。イギリスの風景を観ながら移動できるため、私が一番好きな移動手段はこれです。
それではイギリス鉄道の予約の仕方を解説していきましょう。
(下の写真はシャーロック・ホームズのベイカーストリート駅です)
イギリスで電車に乗るには?
英国に限らず、外国で移動する際には日本と異なる点がたくさんあります。前回の記事にあるCoachの料金システムを覚えていますでしょうか?あれは時間帯によって値段が違っています。そして鉄道もこのシステムです。時間帯によっては他の時間帯の普通車両よりも安く一等車両が乗れたりもします(逆もしかりですが)。
今回の旅路は、バーミンガム→(鉄道)→ユーストン→(地下鉄)→パディントン
チケットの取り方はいろいろありますが、今回はバーミンガムーユーストン間を鉄道チケット、ユーストンーパディントン間をオイスターカードでの支払いで行うプランで行きましょう。
1.予約サイトへ
イギリス国内の電車チケットを予約する際には日本語に翻訳されているサイトもありますが、手数料が発生してしまいます。今回は旅費を抑えるためリーズナブルに行きたいと思います。
まずはFrom に滞在ホテルから最寄のBirmingham International、toには地下鉄の駅が直通であるEuston Square を入力。
Whenのボックスを開くと四つ出てきます。上からLeaving(何時出発)、Arriving(何時到着)、First train(始発)、Last train(終電)です。今回は5月25日の05:30発でチケットを取ってみましょう。
下のボックスはさらに細かい設定です。飛ばしても問題ありませんが、解説を載せておきます。
Passengers で大人子供の人数。右横にはファーストクラスかスタンダードクラスかを選べます。
Railcard はイギリス国内で入手できるチケットですのでここは無視しても問題ありません。
Roureの箇所には、Travel via(どこ経由)、Avoid(どこ避けて)、Change at(乗換をどこで)、Don't change at (どこでは乗換しないで)が選べます。
JourneyのAllow extra time to change timesは乗換に何時間空けるのか、という欄です。
Choose operator では鉄道会社を選べます。以前、バーミンガムーユーストン(またはパディントン)ではVirgin Trains を使用したので今回もこれにします。
必要な箇所に記載したら、黄色い四角のGOボタンをクリックし、次の画面へ行きます。
この画面では時間別のチケットが選べます。25日の05:30時からと入力したので時間前後のものが出てきます。ここは最安値でもあり、06:00時ちょうど発のチケットにしましょう。Bay Nowをクリックします。
2.チケットの詳細を決めよう
クリックするとVirgin Trains のサイトが開かれます(余計なポップが開いてしまったら消しましょう)。
詳細情報が表示されますのでチェックしていきます。
Leaving from:Bermingham Internatonal
Going to: London Euston(ユーストン駅であれば問題ありません)
Outwardで日付、何時出発そして、往復券でない事(Single)を確認します。
Number of passengerで大人子供の人数を確認します。
Extra journey requrements (optional) では前画面と同じくVia(通過)、Avoid(割ける)が選べますが、必要なければ飛ばしましょう。
Railcards and other discounts (optional)以下は持っていればプロモーションコードなどを入力します。
一通り目を通したのなら、赤いCheck fares and availabiliyのボタンをクリックして次へと進みます。
この画面でチケットを選びます。
時間帯とクラスによって値段がかなり異なりますね。
ちなみに、Advanceは06:00発しか使えないチケット。Off-Peakは混雑時以外の時間帯ならば変更可能なチケットで、Anytimeはいつの時間にでも変更可能なチケットです。
今回はAdvance、06:00発の最安値チケットを選択します。
時間帯とクラスをクリックし、Nextボタンを押します。
アップグレードオプションの画面です。
ファーストクラスとフレキシブルチケットのアップグレードは無視して構いませんが、大事なのはこの下に書いてあるオプションです。
Directionで進行方向に対しての向きが、
Positionで通路側か窓側かが選べます。ここはイギリスの景色を楽しむため Forward facing(前向き)、Window seat(窓側)を選択しましょう。
Coach TypyにQuiet(静か)がありますが、実際は乗り合わせる乗客によります。
その他にはロンドン市内の地下鉄一日乗り放題チケットなど、オイスターカードを持っていない人にとっては良いオプションもつけられます。
こちらも目を通したのならContineへを押し次の画面へと進みます。
3.受け取り方と支払い
e-チケットなどを受け取るためのメールアドレスを記載します。
下にあるのは会員のためのパスコードはあるか?という文なので、私たちはI don't~にチェックしてContinueをクリックしましょう。
チケットの受け取り方法を選択します。
事前にダウンロードしてプリントするe-チケット、または当日に発券すつFastTicket(self-service machine)をおすすめします。それ以外はオプション料金がついてしまうためです。
今回はe-チケットを選択し、Continueをクリックして最終確認画面へと進みます。
選んだシートに間違いがなければ下にいきます。
Total booking costの下にあるのはVirginal Trainsのクラブマイルのものです。次回以降、イギリスで旅をする方は覚えておくと良いかもしれません。
Additional information の部分、Select reasonに今回の旅の目的をチェックします。今回はEventにしましょう。
支払い画面へと進むためにProceed to payment をクリックします。
各種クレジットカードやPayPalで支払いを済ませます。
e-チケットならば当日までに印刷を、FastTicketならば当日券売機で印刷をして乗車できます。
お疲れ様でした!
長くなってしまったので今回は此処までにします。
次回はロンドン市内の地下鉄Tubeについて書こうと思います。
それでは。